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エネルギーチェンジ02 - 2011.10.28 Fri

『脱原発』というと即、代替を自然エネルギーに設定して、「安定供給できるだけの技術が未熟で実用的ではない」とか「発電コストが高い」とか理由を並べて慎重になる人たちがいる。
そしてそのことを大きな理由に、日本の製造業・商業が衰退するから原発に頼らざるを得ない、と言う。
チョット待て。
原発に比べて、技術が未熟なのは当たり前だ。長年、原子力利用に費やされた研究費の数百分の一にも満たない研究費しか予算をもらえていなかったのだ。原子力に費やした分のほんの何割かを自然エネルギー利用の研究に掛ければ、飛躍的に技術は進歩するだろう。あっという間に。
発電コストが高いのも当たり前だ。電力の自由化と言いつつ、送電線の使用料を電力会社に払わなければならない仕組みになっていて、それが法外な金額で発電コストに付加されてしまうのだ。
ついでに言えば、今もてはやされている家庭用ソーラー発電。余剰分は電力会社が買ってくれて(売電)有効に使われていると思われているが、実際は違う。
簡単なことで、電気は電圧の高い方から低い方へ流れるもの。発電所から高圧で送られて変電を繰り返しながら、近くまで少し高い電圧で来てて、家の近くの電柱で最後の変圧をして家庭のコンセントまで100Vで来ている。だから100Vで発電した電気は、売電していかにも電力会社が集めてるかのような印象を与えてるけど、家の目の前の電柱までしか行ってない。そこで熱となって捨てられているのだ。
そしてその売電費用にも補助金という税金が使われ、さらに最近では発電してない消費者に負担金まで上乗せして電気料金を徴収している。
話は少しそれたけど、そんなこんなで、コストなんてものは何をどう積み上げて、分母をどう設定するかでいかようにも変えられるものなのだ。現に、原子力発電のコストについては、事故処理の費用が入ってないとか、廃棄物処理の費用が入ってないとか…色々と文句が出ている。
もはや電気に頼らない生活ができないとか、電気の安定供給が無ければ産業が衰退するとか、完全肯定はしないけど否定もしない。
だけど、その電気を原子力で作らなければならない理由としては、「安定供給」や「発電コスト」は説得力に大いに欠けると思うのだ。

原子力発電から脱却して、自然エネルギー利用を高めることに何の異論もないし、そうなることを心から願っている。しかし、現実的にそれをすぐにと言うのは難しい。
確かに、現時点では安定供給するだけの(机上の)技術はあっても実践出来る設備がない。供給方法も今までとは変える必要もある。もっと小規模な地域ごとにエネルギーの自立を図る必要もあるし、そうすべきだと思う。
でもやはり、全てが整うまでには時間がかかる。

少し前、東京都の猪瀬副都知事がテレビに出て、話題になった、「天然ガス(LNG)発電」。
石狩湾新港に北電が、LNG火力発電の建設を検討しているらしい。
東京と北海道では多少事情が違うが、スピーディーに脱原発を実現し、次の自然エネルギーへの移行を確実に着実に進めていくためにも、緩衝材的役割のLNG火力発電は有効だと思う。
原発の依存率が40%とも50%ともいわれる北海道。オール電化が普及しすぎて、冬場の暖房も給湯も電気にしてしまっているのに、その電気が不足しては文字通り生死に関わってしまうのだ。
自然エネルギーに完全に移行するには、現実として相当の時間がかかる。だからしかたなく原発を使い続けるという選択肢より、より現実的なLNG発電を緩衝的に通過してでも、原発は今すぐにでも止めて欲しい。

そういう選択肢もあると思う。





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